OPTRON社レーザーエリアセンサー

OPTRON社エリアセンサーシリーズは、レーザー光を扇状に照射して60°の角度範囲を342分割したポイントの距離を計測するエリアセンサーです。

【動作説明】
細く絞った投光ビームを光学スキャナで６０°扇形に走査します。
投光ビームが検知物体に当たり反射して戻って来るまでの時間から、検知物体までの距離を算出します。
走査角６０°を約３４０分割した角度毎に距離を測っており、角度毎の距離をメモリに記憶しています。
ティーチング入力が入った時点で、角度毎の距離をメモリに記憶し、測定値が侵入物体で変化すれば検知出力を出します。
オプションのソフトを使用すれば、最大検知領域内に非検知領域を設けることもできます。

【特長】
◆　独自開発のスキャナにより寿命は半永久的です。
光学スキャナは従来のモータ方式ではなく、独自開発したレゾナントスキャナを使用しています。　　　　◆　拡散反射型なので設置が簡単です。
透過型のように投、受光器を対向させる必要がなく、天井など透過型センサが設置できなかった場所にも取り付けられます。　　　　
◆　天井から床や地面の形状パターンを監視する方法をとることで信頼性の高い侵入検知ができます。
◆　自己診断機能が内蔵されており、センサ自身の故障が即座に検知できます。
１走査毎にセンサ内に設けられた基準ターゲットまでの距離を測定して、異常があればアラーム信号を出力します。
◆　検知領域は一辺が約5ｍ（DMS02SRの場合は２ｍ）の正三角形なので、１台のセンサで広い領域の監視ができます。
◆　測距式なので静止物体でも検知できます。

各社レーザー距離センサー仕様比較はこちらです。

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	DMS02SR	DMS05S
販売価格	￥399,000-	￥399,000-
測定距離	0.2m～2 m	0.5m～5m
同上精度	20mm	20mm~30mm
距離分解能	1cm
角度分解能	0.176°
ビーム径	出射元で径約2mm、距離5mで径約10mm
最小検出体 /距離0.5m	5mm	5mm
/距離2.0m	20mm	20mm
/距離5.0m	ー	50mm
レーザークラス	クラス2 可視光	クラス1 不可視光
走査周波数	10～12Hz（毎秒20～24回の往復測定）
検知出力　　応答時間	0.15sec
出力仕様	フォトリレー（MOS FET）、DC30V/100mA以下検出時OFF、自己診断異常時OFF
データ出力　周期	1秒（ボーレート38000bps）
インターフェース	RS232C
自己診断出力　チェック内容	センサ内の原点距離計測、メモリ、LD、スキャナ、その他回路
出力仕様	フォトリレー（MOS FET）、DC30V/100mA以下自己診断異常時OFF
センサ有効入力	フォトカプラON入力、DC24V/12mA ON時センサ有効（500ms後レーザー点灯、検知出力有効）
ティーチング出力	フォトカプラON入力、DC24V/12mA ON時ティーチング開始
動作温度範囲	-10 to +50℃
電源	24V 400mA以下
寸法	81x 280 x 60mm
重量	約2.5kg

コネクタプラグ：（電源（２ピン）、制御信号入出力（６ピン）、ＲＳ２３２Ｃ（４ピン中３ピン使用））

ソフトウエア：検知領域の設定、計測データの表示、詳細条件の設定

付属ソフトウェアによる測距データのレーダーチャート表示

駅のプラットホーム際の安全確認	銀行の出入り管理	盗難防止
電車ドアの安全確認	搬送ラインでの荷崩れ検知	障害物検知
はみ出し検知	クレーンなどの衝突防止	安全確認